冬は、シニア犬にとって一年の中でもっとも体への負担が大きい季節。
寒さや乾燥は、筋肉や関節、内臓の働きにも影響を与えるため、
お散歩のしかたや時間帯、環境づくりを少し工夫するだけで、
体への負担をぐっと減らすことができます。
冬でもお散歩を続けることの大切さ
寒い時期はつい「今日はお散歩やめようかな」と思いがちですが、
軽い運動は血行を促し、筋力や関節の動きを保つ大切な習慣です。
外の空気を感じることは、気分転換やストレス解消にもなります。
無理をしない範囲で、毎日少しでも外に出て歩くことで、
体も心もリフレッシュできます。

お散歩の目的は「距離」ではなく「リズム」。
短時間でも、季節の匂いや風を感じることがシニア犬の心の栄養になります。
お散歩前に行いたい“あたためケア”
シニア犬は筋肉が冷えると関節がこわばりやすくなります。
出発前に軽く体を温めてあげましょう。
- 手のひらで背中や腰を軽くなでて血流を促す
- 首や肩まわりを優しくマッサージ
- 外出前に服を着せて体温を逃がさない
室温を20〜23℃程度に保ちながら準備すると、外気温との温度差による負担も軽減できます。
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防寒アイテムと服選びのポイント
服は見た目の可愛さよりも「動きやすさ」と「保温性」で選びましょう。
- 服: 風を通さないナイロン素材+内側がフリースの二重構造が理想
- スヌードや腹巻き: 首やお腹を冷やさないようにカバー
- 反射素材付き: 冬は日没が早いので夜のお散歩でも安心
- 靴・靴下: 路面の冷たさや滑り防止におすすめ

我が家のまめはフレンチブルドッグで、短頭種なので特に寒さが苦手です。
お散歩のときは冷たい空気を吸い込みやすいため、首まわりの保温は必須です。
それでも、毎日のお散歩は寒い中でも元気いっぱいで、楽しそうに歩いてくれます。ただ、帰宅後はまっすぐストーブの前へ直行ですが…🤭



我が家ではこれを愛用しています!
脱ぎ着しやすくあったかなのでストレスないようです。
寒冷地での特別対策
寒冷地では、−5℃〜−10℃を下回ることもあり、通常の対策だけでは足りません。
以下のポイントを意識して、冷えや凍傷を防ぎましょう。
お散歩時間を短く・日中中心に
朝晩は路面凍結が多く危険です。
一日の中でいちばん暖かい「午前10時〜午後2時」の時間帯に行くのがおすすめです。
気温が氷点下の場合は10〜15分程度で切り上げ、無理をさせないようにしましょう。
路面状況の確認
凍結路は滑りやすく、転倒で関節を痛めるリスクがあります。
凹凸や雪道を避け、できるだけ乾いた場所を選びましょう。
雪が積もっている場合は、靴やブーツを履かせて肉球を保護します。
濡れ対策を徹底
雪の上を歩くと毛や服が濡れ、体温が急激に奪われます。
散歩後は必ず服を脱がせて乾いたタオルで拭き、ドライヤーの弱風で丁寧に乾かします。
肉球ケア
冷たい地面は肉球のひび割れや霜焼けを引き起こします。
外出前後は肉球の状態を確認して、帰宅後は濡れ対策をしたのち肉球クリームを塗って保湿することでトラブルを防げます。
帰宅後のあたためケア
お散歩のあとは、体の冷えをそのままにしないことがポイント。
- 濡れた足をぬるま湯で洗ってからタオルで拭く
- 背中やお腹をホットタオルで温める
- 温かいスープ(鶏の煮汁など)で水分と体温を回復
無理のないコース設定
寒さの厳しい日は、
「短時間で満足できるお散歩コース」をいくつか決めておくと便利です。
- ちょこっとコース(5〜10分):冷たい日や雪の日用
- のんびりコース(15分程度):気温が安定している日用
- 満足コース(20分以上):日差しが暖かく体調が良い日に
その日の気温や体調に合わせて柔軟に選べば、無理なく運動を続けられます。
水分補給も忘れずに
冬は、わんこ自身が喉の渇きを感じにくくなります。
そのため、温かい白湯やスープなどで意識的に水分をとらせることが大切です。
特に寒冷地では、暖房によって室内が乾燥しやすく、湿度が下がりがちです。
加湿器などを使って 湿度50〜60% を目安に保つことで、呼吸器や皮膚の負担を軽減できます。
我が家でも加湿器を使用していますが、厳冬期はなかなか湿度が上がりません。
そのため、毎日のごはんにスープや鶏の煮汁、白湯などを加えて“食べながら水分補給”できるように工夫しています。
また、犬用のミルク(牛乳やヤギミルクなど)をおやつとして少量取り入れるのもおすすめです。
水分補給と同時にリラックス効果もあるので、寒い季節にはぴったりですよ🐾
まとめ|冬も“あたたかいお散歩時間”を
寒さが厳しい冬でも、
少しの工夫でシニア犬のお散歩は安全で心地よい時間になります。
- 出発前に体を温める
- 無理のない時間・ルートを選ぶ
- 濡れや冷えをその日のうちにリセット
- そして「できたね」「頑張ったね」とたくさん声をかけてあげる
寒冷地で暮らすわんこにとって、
飼い主さんの“ちょっとした優しさ”が何よりの防寒です。
心も体も温まるお散歩時間を一緒に過ごしていきましょう☀️🐶


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