不安になると、つい検索してしまう
愛犬が病気だと分かったとき、
気がつけばスマホを手に取って、
病名や症状を検索している。
そんな経験、ありませんか。
「何かできることはないか」
「少しでも良くなる方法はないか」
それは、
愛犬を想う気持ちがあるからこその行動です。
検索してしまう自分を、責める必要はありません。
情報を集めれば集めるほど、不安が増えることがある
ネットには、たくさんの情報があります。
治療法、成功例、最悪のケース。
調べれば調べるほど、
次から次へと情報が出てきます。
でも、
情報が増えるほど安心できるかというと、
そうとは限りません。
むしろ、
「じゃあ結局、何が正しいの?」
と、分からなくなってしまうこともあります。
情報は増えているのに、
心はどんどん落ち着かなくなる。
そんな状態に陥ることもあるのです。

SNSの体験談が、心に重くのしかかる理由
SNSには、
同じ病気を経験した人の体験談がたくさんあります。
勇気づけられる投稿もあれば、
とても辛い結末を書いたものもあります。
特に不安なときは、
どうしても強い言葉や、
最悪のケースが目に入りやすくなります。
でも、その体験談は
その人と、その子の物語。
年齢も、体質も、環境も違う。
今、目の前にいる愛犬と
同じ状況とは限りません。
分かっていても、
心が弱っているときには、
その線引きがとても難しくなります。
私自身、情報を探しすぎていた時期がありました
私が一番つらかった時、
少しでもどうにかならないかという思いから、
本当にたくさんの情報をネットで探しました。
病名、症状、治療法、体験談。
気がつけば、
ただ無心に、漠然と、読み漁っていました。
でも、見れば見るほど、
「じゃあ、結局どうしたらいいんだろう」
と分からなくなっていきました。
頭の中は、
正確なのか誤っているのかも判断できない
情報でいっぱい。
それでも、
何かにすがっていないと不安で、
画面を閉じることができなかったのだと思います。
今振り返ると、
あの時の私は
「知りたい」のではなく、
不安を紛らわせたかったのだと思います。
そして今、強く思うのは、
あんなふうに画面を見つめている時間があるなら、
その時の愛犬と、
一分一秒でも向き合ってあげた方が良かった、
ということです。
情報社会だからこそ、距離を取る選択が必要
今は、
知ろうと思えば、いくらでも情報が手に入る時代です。
でもだからこそ、
すべてを受け取ろうとすると、
心が追いつかなくなります。
情報から距離を取ることは、
逃げではありません。
それは、
飼い主さんの心を守るための選択でもあります。
情報が必要なとき・必要でないときがある
情報そのものが悪いわけではありません。
冷静なときに集める情報は、
助けになることもあります。
でも、不安が強いときには、
同じ情報でも、
心を追い詰めてしまうことがあります。
情報には、
受け取るタイミングがある。
今はまだ、
受け止めきれないと感じたら、
一度距離を置いてもいいのです。
飼い主が守るべきものは、愛犬だけじゃない
飼い主さんが疲れ切ってしまうと、
愛犬と向き合う余裕もなくなってしまいます。
不安でいっぱいのまま出す判断は、
後から自分を苦しめることもあります。
飼い主さんの心の余裕は、
愛犬にとっても安心につながります。
自分を守ることは、愛犬を守ること。
私はそう思っています。
情報と上手に距離を取るためのヒント
無理に完璧を目指さなくて大丈夫です。
- 検索する時間を決める
- 信頼できる情報源を限定する
- SNSは一時的に離れてもいい
- 「今日は調べない日」を作る
全部できなくてもいい。
一つでも、できそうなことがあれば十分です。
まとめ|検索をやめることは、向き合うことをやめることじゃない
情報を集めすぎて苦しくなるなら、
立ち止まっていい。
距離を取る選択も、
立派な向き合い方です。
正しい情報より先に、
守るべきものがあります。
それは、
飼い主さんの心です。
不安なときに集めた情報が、
必ずしもあなたを助けるとは限りません。
苦しくなるなら、
今は距離を取っていい。
そしてその分、
目の前の愛犬と過ごす時間を、
大切にしてあげてください。

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