シニア犬の「わくわく」効果について

ペット介護の基本

〜毎日の小さな楽しみが、心と体を元気にする〜


はじめに:シニア犬にも「わくわく」は必要?

シニア犬と暮らしていると、
体調管理や介護、ケアのことに目が向きがちになります。

でも、日々一緒に過ごす中で
「やっぱり、わくわくしている時の表情は全然違うな」
と感じることはありませんか?

我が家の犬たちも、
それぞれに“わくわくする瞬間”があります。

その時間を持てている時は、
表情が明るく、動きも軽やかで、
はつらつとしているように見えます。

この記事では、
シニア犬にとっての「わくわく」が
どんな意味を持つのか、
そして無理なく取り入れる考え方についてお話しします。


シニア犬の「わくわく」って何だろう

ここでいう「わくわく」は、
激しい運動や過度な刺激のことではありません。

  • 楽しみ
  • 期待
  • 「これから嬉しいことがある」という気持ち

そんな、穏やかな高揚感のことだと感じています。

興奮しすぎてしまう状態とは違い、
心が前向きになるような感覚。
それがシニア犬にとっての「わくわく」なのだと思います。


わくわくしている時の犬の変化

犬はとても正直です。

わくわくしている時には、

  • 目がキラキラする
  • 耳やしっぽの動きが変わる
  • 足取りが軽くなる
  • 自分から動こうとする

そんな変化がはっきりと表れます。

我が家でも、
「今日は調子がいいな」と感じる日は、
必ずと言っていいほど
“その子の楽しみ”が待っている日です。


■ 我が家のシニアたちの「わくわく」

● まり・まろ・ごろうの場合

この3頭は、とにかく
お散歩とお外に行くことが大好きです。

リードを持った瞬間、
玄関に向かう足取りが変わり、
目が一気に輝きます。

外に出ると、
匂いを嗅ぎ、風を感じ、
それぞれのペースで楽しみます。

この時間がある日は、
食欲もあり、夜もよく眠ってくれます。


● まめの場合

まめの「わくわく」は、少し違います。

  • 車でのドライブ
  • 食べること

この2つが、何よりの楽しみです。

車に乗る準備を始めると、
目はキラキラ、くるくると回り、変な声で鳴き始めます。
全身で嬉しさを表現してくれます。

こうして“好きな時間”を過ごした後は、
とても満足そうな表情をしています。


なぜ「わくわく」が大切だと感じるのか

正直なところ、
「わくわくすると〇〇ホルモンが出る」と
はっきり証明できるわけではありません。

でも、一緒に暮らしていて思うのは、

  • 元気がある
  • 表情が明るい
  • 食欲が落ちにくい
  • 体調を崩しにくい

そんな状態が続いている、という事実です。

人も、
楽しみがあると元気でいられるように、
犬も同じなのかもしれません。

■ 「わくわく」は認知機能への刺激にもなると感じています

私が医学的なことを断定することはできませんが、
一緒に暮らしていて感じるのは、
「わくわくする時間」がある子ほど、
表情や反応がしっかりしているように見える、ということです。

お散歩で外の匂いを嗅ぐ
ドライブで景色や音を感じる
「これから楽しいことがある」と期待する

こうした体験は、
五感を使う時間でもあります。

五感を使うことは、
脳への刺激につながり、
結果として 認知機能の維持に役立っているのではないか
と感じています。

もちろん、
特別なトレーニングや難しいことは必要ありません。

その子が「楽しい」「嬉しい」と感じる時間を持つこと。
それ自体が、
心と脳の元気につながっているのではないでしょうか。


無理に増やさなくていい「わくわく」

大切なのは、
無理に新しい刺激を増やすことではありません。

  • 毎日特別なことをしなくていい
  • 長時間でなくていい
  • 若い頃のように動けなくてもいい

日常の中にある
「その子が好きなこと」
それだけで十分だと思っています。


まとめ:わくわくは、心の栄養

シニア犬にとっての「わくわく」は、
体を鍛えるものではなく、
心を元気にする栄養のような存在だと感じています。

  • その子なりの楽しみ
  • 無理のない範囲
  • 日常の中の小さな期待

それがあるだけで、
毎日は少し明るくなります。

シニア犬と過ごす時間が、
より穏やかで、
より愛おしいものになるように。

今日もひとつ、
その子の「わくわく」を
大切にしていけたらいいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました