夏になると気をつけることといえば、熱中症や夏バテを思い浮かべる方が多いと思います。
でも我が家では、もうひとつ気をつけていることがあります。
それは**「夏の音」**です。
先日も大きな台風が近づき、大気が不安定だったせいか、突然大きな雷が鳴りました。
すると、それまでのんびりしていた犬たちの様子が一変します。
ソワソワと落ち着かなくなり、部屋の隅へ移動する子。
ご飯を食べなくなる子。
外へ出ても帰ろうとする子。
暑さだけではなく、「音」も犬たちにとっては大きなストレスになることを毎年感じています。
今回は、我が家の犬たちが見せる反応と、夏の大きな音への向き合い方についてお話ししたいと思います。
犬は人間よりずっと耳がいい
犬は人間よりも高い周波数まで聞き取れると言われています。
私たちが
「もう雷は遠くへ行ったかな。」
と思っていても、
犬たちはまだ耳をピンと立てて警戒しています。
人にはほとんど聞こえない音でも、犬にはしっかり聞こえているのでしょう。
だから私たちが平気でも、犬たちはまだ怖い思いをしていることがあります。
我が家の犬たちの反応
我が家の犬たちも反応はさまざまです。
まりとごろうは、大きな音が本当に苦手です。
雷が鳴ると部屋の隅へ行き、小さく丸くなります。
ご飯も食べません。
散歩中に突然雷が鳴った時には、体を地面につけるように低くし、ほふく前進のような姿勢で必死に帰ろうとします。
リードを強く引っ張り、
「お願いだから帰ろう。」
そんな気持ちが伝わってくるほどです。
見ていて本当にかわいそうになります。
怖がる子もいれば、平気な子もいる
でも実は、我が家にはまったく反応が違う子がいます。
それがまめです。
まめは雷が鳴っても、
花火が鳴っても、
ほとんど気にしません。
普段通りご飯を食べ、
普段通り眠っています。
同じ家で暮らしていても、こんなに違うんだなと驚きます。
育ってきた環境も関係しているのかもしれない
もちろん、本当の理由は犬に聞くことはできません。
でも私は、育ってきた環境も関係しているのかなと思っています。
まりとごろうは元野犬です。
外で暮らしていた頃、雷や花火、大雨や強風の中で怖い思いをしたことがあったのかもしれません。
だから今でも、大きな音がすると体が反応してしまうのではないでしょうか。
一方、まめは小さい頃から家の中で育ちました。
私自身も、大きな音がしそうな日はできるだけ外へ連れ出さないようにしていました。
怖い経験を積み重ねることが少なかったからなのか、今でも大きな音をそれほど気にしません。
もちろん本当の理由は分かりません。
でも犬も人と同じように、経験したことや育った環境によって感じ方が違うのかもしれないと感じています。
我が家では無理をさせない
だから我が家では、大きな音がする日は無理をしません。
雷が鳴っている時に、
「大丈夫だから散歩へ行こう。」
とは言いません。
花火大会へ犬たちを連れて行くこともありません。
人にとっては夏の楽しみでも、犬にとっては恐怖の時間になってしまうこともあるからです。
散歩も無理をせず、落ち着いてから行くようにしています。
シニア犬は小さなストレスが体調に出やすい
若い頃なら、その日のうちに忘れてしまっていたことも、シニア犬では違います。
ストレスで食欲が落ちたり、
眠れなくなったり、
翌日まで疲れを引きずったり。
小さなストレスが体調に影響することがあります。
だから最近は、
「頑張らせる」
よりも、
「安心させてあげる」
ことを優先するようになりました。
迷子防止にも気をつけたい
大きな音に驚いた犬は、普段では考えられないほどの力で逃げようとすることがあります。
雷や花火の時期は、首輪やハーネスがしっかり装着されているかをいつも以上に確認しています。
怖がって飛び出してしまう事故は、何としても防ぎたいからです。
夏は暑さだけではなく「音」にも気を配りたい
夏は暑さ対策ばかりに目が向きがちです。
もちろんそれも大切です。
でも犬たちにとっては、
雷。
花火。
強風。
大雨。
そんな「音」も大きなストレスになります。
避けられない自然の音もあります。
だからこそ、せめて家の中では安心できる場所を作ってあげたい。
シニア犬になった今は、
「頑張らせる夏」
ではなく、
「安心して過ごせる夏」
を一緒に過ごしていきたいと思っています。

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