シニア犬と暮らしていると、
「もっと頑張らなきゃ。」
「ちゃんと介護しなきゃ。」
そんなふうに、自分で自分にプレッシャーをかけてしまうことがあります。
もちろん、私もそうでした。
でも、そんな時に何度も読み返している本があります。
それが、青木かをりさんの
**『悪犬ラブ爺の愉快な一生―あかるい老犬介護のすすめ』**です。

現在は中古書店などで見かけることが多い本ですが、もし出会えたら、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
「介護日記」なのに思わず笑ってしまう
この本は、青木かをりさんと愛犬・ラブ爺との介護の日々を綴った実体験の記録です。
介護というと、
「つらい」
「悲しい」
そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。
もちろん、大変な出来事もたくさんあります。
でも、この本は違います。
ラブ爺の自由すぎる行動に、
「もう~!」
と文句を言いながらも、結局は笑ってしまう。
そんな飼い主さんの姿が、本当に微笑ましいんです。
読んでいるこちらまで、思わずクスッと笑ってしまいます。
「うんうん、わかる!」が止まりません
この本を読んでいると、
「そうそう!」
「うちも同じ!」
と思う場面がたくさんあります。
介護をしていると、思い通りにいかないことは毎日のようにあります。
何度も同じことを繰り返したり、
さっき片付けたばかりなのにまた掃除をしたり。
「もう勘弁してよ~。」
そんな言葉が思わず口から出てしまう日もあります。
でも、それでいいんですよね。
この本は、そんな飼い主の本音まで優しく受け止めてくれます。
私が理想だと思う介護の形
私がこの本を好きな一番の理由は、
**「笑いながら介護をしていること」**です。
介護は決して楽ではありません。
大変なことも、心配なこともあります。
それでも、
文句を言って、
笑って、
またお世話をする。
その繰り返しが、とても自然で、無理がありません。
「頑張りすぎなくてもいい。」
「肩の力を抜いていいんだ。」
そんなふうに思わせてくれる一冊です。
私自身も、こんな介護ができたらいいなと、読むたびに思います。
この本は「心を軽くしてくれる本」
介護について書かれた本はたくさんあります。
介護の方法や病気について学べる本も、とても大切です。
でも、この本は少し違います。
知識を教えてくれる本というより、
「大丈夫、大丈夫。」
と隣で笑ってくれているような本なんです。
だから私は、介護で少し疲れた時や、気持ちが張りつめてしまった時に、ふと本棚から取り出して読み返しています。
介護に正解なんてない
犬もそれぞれ違います。
介護の形も、それぞれ違います。
だから「こうしなければいけない」という正解はありません。
でも、この本を読むと、
「こんなふうに笑いながら毎日を過ごすのも素敵だな。」
そう思わせてもらえます。
介護は大変なことばかりではなく、思わず笑ってしまうような出来事もたくさんあります。
その一つひとつを大切にしながら暮らしていけたら、それも幸せな介護なのかもしれません。
もし中古書店などで『悪犬ラブ爺の愉快な一生―あかるい老犬介護のすすめ』を見かけることがあったら、ぜひ手に取ってみてください。
介護で少し肩に力が入っている方の心を、きっとふっと軽くしてくれる一冊だと思います。
書籍情報
『悪犬ラブ爺の愉快な一生―あかるい老犬介護のすすめ』
著者:青木かをり
出版社:文芸社
ISBN:978-4-286-07109-1

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