老犬の冷え対策|体を温めて元気を守る冬のホームケア

ペットの体調管理

冬の寒さは、人間だけでなく、シニア犬にとっても大きな負担になります。
年齢を重ねたわんこは筋肉量や代謝が落ち、体温を保つ力が弱くなっています。
そのため、若い頃と同じ環境のままだと、知らないうちに体が冷え、体調を崩してしまうこともあります。

特に、朝晩の冷え込みが強い時期や、雪国・寒冷地に住むわんちゃんは要注意です。
今回は、我が家でも実践している“老犬の冷え対策”を、すぐにできるホームケアとして紹介します。


老犬が冷えやすい理由

シニア犬が冷えやすくなるのには、いくつかの理由があります。

  • 筋肉量の減少
     筋肉は「体の熱を生み出す工場」。
     年齢とともに筋肉が落ちることで、体温を保ちにくくなります。
  • 血行の低下
     加齢によって血管の弾力が失われ、血流が滞りやすくなります。
     特に手足の先やお腹まわりは冷えやすい部分です。
  • 代謝の低下
     基礎代謝が下がることで、体の内側からの発熱量も減少します。
  • 床からの冷え
     フローリングやタイルの床は冷えを伝えやすく、寝床の位置によっても体温が下がります。

これらが重なることで、冬の寒さはシニア犬の体にじわじわと負担をかけてしまうのです。


冷えが引き起こす体調変化

冷えは、目に見えない不調のサインとして現れます。
特に次のような変化が見られたら、冷え対策を強化してあげましょう。

  • 寝起きに体がこわばっている
  • 震える・丸まって寝る時間が増えた
  • 食欲が落ちる
  • 下痢・軟便が続く
  • 被毛のツヤがなくなった
  • お散歩で歩くスピードが遅くなった

これらは単なる“寒がり”ではなく、体が冷えているサインかもしれません。


家でできる温めケア

老犬の体を温めるには、無理なく・優しく・安全にが基本です。
簡単にできる温めケアを紹介します。

🔸 ホットタオル・温湿布

冷えやすい首、腰、関節まわりを中心に温めましょう。

  1. タオルをぬるま湯(約40℃)で濡らして絞る
  2. ビニール袋に入れて乾いたタオルで包む
  3. 5〜10分程度あてる

💬 わんこが嫌がらないよう、「気持ちいいね」と声をかけながら行うのがポイント。
体だけでなく、心までほっと温まります。


🔸 お洋服や腹巻きで冷えをブロック

短毛種や小型犬は特に冷えやすいため、服や腹巻きを活用しましょう。
体を包み込むような伸縮性のある素材で、動きやすいものを選びます。



🐾 ポイント:散歩の時だけでなく、寝るとき用の「パジャマ素材」もおすすめ。
冷えやすいお腹や腰をしっかり守ってくれます。


🔸 軽い運動で血行促進

冷え対策の基本は「動くこと」。
老犬でも無理のない範囲で軽く体を動かすことで、体の内側から温まります。

  • 朝晩5〜10分のお散歩を継続
  • 室内でのストレッチ(軽い首まわし・足踏み)・マッサージ
  • 転倒防止のため滑り止めマットを敷く

💬 寒い日はお散歩を短くしても大丈夫。
「外の空気を感じる時間」を大切にしましょう。


寝床・室内環境の工夫

冷え対策は「寝る場所」を整えることから始めましょう。

  • 床からの冷気を防ぐ:ベッドの下に断熱マットや段ボールを敷く
  • 暖房の風が直接当たらない位置に設置
  • 温度は20〜23℃、湿度は50〜60%が目安
  • 夜は毛布やボア生地のマットを使用

💬 我が家では、季節に合わせてマットの素材を変えています。
夏はタオル生地、冬はボア素材にして、快適な寝心地を保っています。


食事でできる“体の中から温める”ケア

体を外から温めるだけでなく、食事でも「温活」ができます。

  • 温かいスープ
     鶏むね肉の煮汁や、野菜スープを食事にかけて水分と温もりをプラス。
  • 体を温める食材
     さつまいも・かぼちゃ・にんじん・しょうが(ごく少量)などをトッピング。
  • 冷たい水を避ける
     飲み水をぬるま湯(30〜35℃)にするだけでも代謝を助けます。

💬 温かい食事は“食欲のスイッチ”にもなります。
「いい香り」に誘われて、ごはんを楽しむ時間が増えますよ。


ボーさん
ボーさん

我が家では、かぼちゃやさつまいもをおやつとしてよく与えています。
そのほかにも、りんごやみかんなどビタミン豊富な果物は、体を温める「温活おやつ」としておすすめです。
ただし、果糖の摂りすぎは肥満の原因になるため、与える量には注意が必要です。特に、まめはこれらの甘い野菜や果物が大好きで、いつもキッチンで「くれるまでよだれダラダラ・お目々うるうる」で待っています😊

まとめ|冷えない暮らしで、穏やかな冬を

老犬にとって、冷えは体だけでなく心にも影響します。
体が温まると血流が良くなり、筋肉や内臓の働きも整い、何より表情が穏やかになります。

大切なのは「頑張りすぎず、少しずつ」
温めケアは、1日10分のマッサージでも、寝床を見直すだけでも十分です。

🐾 手のぬくもりと、あたたかい環境が、わんこの安心をつくります。
今年の冬も、穏やかでぬくもりのある日々を過ごしていきましょう。

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