シニア犬の防災対策|我が家が見直したフード・水・薬と日用品の備え

シニア犬との暮らし

災害への備え。

「やらなきゃな。」

と思いながら、ついつい後回しになってしまうことってありませんか?

我が家も、まったく何も準備していないわけではありません。

ペットシーツもある。

タオルや敷物もある。

ウェットシートやシャンプーシート、ドライシャンプーなどの衛生用品もある。

フードや水も、普段から少し多めにストックしています。

でも、ふと思ったんです。

「もし今、災害が起きたら、犬たちに必要なものをすぐ取り出せる?」

……これが意外と怪しい😅

人間用の防災用品は「何かあったらこれ」とまとめているのに、犬用品は家の中のあちこちにあります。

必要なものはある。

でも、災害時にすぐ使える状態にはなっていない。

そこで今回、シニア犬たちと暮らす我が家の防災用品を改めて見直してみることにしました。


「持っている」と「すぐ使える」は違いました

今回、家にある犬用品の一部を集めてみました。

我が家にすでにあった犬用品を、まず集めてみました。ここから「すぐ使える・持ち出せる形」に少しずつ整えていこうと思います。

タオルやペットシーツ、衛生用品、歯みがき用品、綿棒、愛犬健康手帳など。

こうして並べてみると、それなりに揃っています。

問題は、

全部バラバラに保管していること。

災害が起きてから、

「ペットシーツどこだっけ?」

「タオルも必要だ。」

「健康手帳は?」

なんて探している余裕があるとは限りません。

だから普段使う分とは別に、犬たちに必要なものをある程度まとめて、

「何かあったら、まずここ」

という場所を作っておこうと思っています。


まずは、管理が比較的簡単な日用品からまとめる

防災用品というと、あれもこれも準備しなければと思ってしまいます。

でも最初から完璧を目指すと、なかなか始められません。

そこで我が家では、まず日用品からまとめることにしました。

たとえば、

  • ペットシーツ・うんち袋
  • タオル・敷物
  • ウェットシートなどの衛生用品
  • 食器
  • 予備のリードやハーネス
  • 愛犬の健康情報
  • 飼い主の連絡先
  • 最近撮った犬たちの写真

など。

シニア犬の場合は、その子が普段使っている介護用品も確認しておきたいですね。

使用期限や保管方法が書かれているものは、パッケージも確認しながら入れていこうと思います。

そして私は、犬たちが普段使っているタオルや敷物なども、すぐ持ち出せるようにしておきたいと思っています。

災害時は、ただでさえいつもと違う環境です。

そんな時だからこそ、少しでも**「いつもの安心」**を持っていけたらと思います。


一番悩んだのが、フードと水の「持ち出し方」

フードについては、我が家でも以前から少し多めに備蓄して、普段の食事に使いながら新しいものを買い足すローリングストックを心がけています。

なので、自宅避難だけを考えるなら、今までの方法でもある程度は対応できると思っています。

でも今回、防災用品を見直していて気づいたことがありました。

「もし自宅から避難しなければならなくなったら、このフードをすぐ持って出られる?」

普段のストックは、あくまで家で使うことを前提に置いています。

災害時に犬たちを連れて移動することになれば、そこから必要な量を取り出して、袋に入れて……なんてことをしている余裕があるとは限りません。

それなら、普段のローリングストックとは別に、

「持ち出し用のフード」をある程度まとめておいた方がいい。

そう考えるようになりました。

ただ、そこで問題になるのが賞味期限です。

持ち出し用として別にしてしまうと、普段の食事には使わないので、気づいた時には期限が近づいていた……ということもありそうです。

そこで我が家では、未開封のフードを持ち出し用としてまとめておき、保管しているバッグやケースの外側に、

「○年○月に交換」

と分かりやすく書いておく方法がいいのではないかと考えています。

期限ギリギリまで保管するのではなく、交換時期が来たらそのフードを普段の食事へ回して、新しいものと入れ替える。

つまり、

普段の備蓄はローリングストック。
持ち出し用は交換時期を決めて管理する。

我が家には、この二つを分ける方法が合っていそうです。

水についても同じように、普段の備蓄とは別に持ち出せる分を準備し、期限を見ながら定期的に入れ替えていこうと思っています。


薬は「薬そのもの」と「情報」の両方を

シニア犬になると、毎日薬を飲んでいる子もいると思います。

薬については自己判断で多めに保管するのではなく、災害時の備えをどうするか、かかりつけの先生に相談しておくと安心です。

そして大切なのは、薬そのものだけではありません。

「この子が、何の薬を、いつ、どれくらい飲んでいるのか」

という情報も必要です。

我が家にも愛犬健康手帳がありますが、防災用として、

  • 犬の名前・年齢
  • 持病
  • 薬の名前
  • 飲む量
  • いつ飲む薬なのか
  • 最後に飲んだ時間
  • かかりつけ動物病院と電話番号
  • 飼い主の連絡先

などを紙にまとめておこうと思います。

スマホにも記録できますが、停電などで充電できない可能性を考えると、紙でも用意しておいた方が安心ですよね。


多頭飼いの我が家は「自宅避難」も想定しています

そして我が家の場合、もう一つ大きな問題があります。

犬が複数いることです。

何頭もの犬と防災用品を抱えて避難所へ行く。

現実にその状況を想像すると、我が家ではかなり難しいと思っています。

以前「シニアペットと防災」の記事でも書きましたが、我が家では、自宅が大きな被害を受けず、安全に過ごせることを前提に、自宅避難も想定しています。

もちろん、自宅が危険な状態なのに留まるつもりはありません。

でも安全が確保できるのであれば、慣れない環境へ何頭もの犬を連れて移動するより、普段暮らしている自宅で過ごす方が現実的な場合もあると考えています。

だから防災用品についても、

「持って逃げられること」だけではなく、「自宅避難でもすぐ使えること」

を考えて準備したいと思っています。

我が家には平屋部分もあるので、防災用品はできるだけ家の中でも安全性を考えた場所へまとめておく予定です。

家具の転倒などで取り出せなくなりそうな場所を避けて、

「何かあったら、まずここ」

という場所を一つ決めておく。

これなら自宅で過ごす場合にも、持ち出すことになった場合にも対応しやすくなります。


自宅避難を考えていても、避難先は確認しておく

ただし、

「我が家は自宅避難だから、避難所のことは知らなくていい」

とは思っていません。

災害は想定通りになるとは限らないからです。

自宅が危険な状態になれば、当然そこから離れなければなりません。

だから、

犬たちとどこへ避難できるのか。

地域ではペットとの避難をどのように扱っているのか。

避難ルートはどうするのか。

平常時に一度確認しておきたいと思います。

「同行避難」は、犬と一緒に安全な場所まで避難することを指します。

ただし、避難所の建物内や居住スペースで常に一緒に過ごせるとは限りません。

地域によって対応も違うので、自分の住んでいる自治体のルールについても、事前に確認しておきたいですね。

ペットとの防災について、日頃から考えておきたいことは、以前の記事にもまとめています。

関連記事→ 「シニアペットと防災」


防災用品は「たくさん揃えること」がゴールじゃない

今回改めて考えてみて感じたのは、

防災用品をたくさん持っているだけでは、十分ではない

ということです。

必要な時に取り出せるか。

今の犬たちに必要なものが入っているか。

期限は切れていないか。

そして避難が必要になった時、本当に持って動けるのか。

そこまで考えて初めて「使える備え」になるのだと思います。

特にシニア犬は、今歩けていても、この先同じように歩けるとは限りません。

犬たちの年齢や体調が変われば、必要な備えも変わっていきます。

だから時々、

「今、この子たちと災害に遭ったら何が必要?」

と見直していきたいと思います。


全部一度にやらなくてもいい

防災について調べ始めると、

「あれも必要。」

「これも必要。」

となってしまいます。

そして結局、

「大変だな……また今度にしよう。」

となりがちです。

だから私は、全部一度にやらなくてもいいと思っています。

今日は家にある犬用品を集めてみる。

次は健康情報を書く。

フードの交換時期を決める。

予備のリードを用意する。

防災用品を置く場所を決める。

それだけでも、昨日より一つ備えが増えています。

我が家も今回この記事を書くことで、

「ある程度ストックしている」から「何かあった時にすぐ使える」へ。

少しずつ変えていこうと思っています。


災害時にも「いつもの安心」を残すために

シニア犬との防災で私が大切にしたいのは、特別な防災用品をたくさん揃えることだけではありません。

いつものご飯。

いつもの薬。

いつものタオルや敷物。

そして、いつもの飼い主。

普段と違う状況の中でも、できるだけ**「いつものもの」**を残してあげたい。

そのための準備なのだと思っています。

使う日なんて来ない方がいい。

きっと防災用品を準備する人は、みんなそう思っていますよね。

それでも、

使わずに済むことを願いながら、今日できることを一つだけ。

我が家もまずは、バラバラだった犬用品をまとめるところから始めます。

これからも犬たちと穏やかに暮らしていくための、小さな備えとして。


あとがき

必要な防災用品や避難方法は、犬の年齢・健康状態・頭数、住んでいる地域や災害の種類によって異なります。

持病や服薬がある場合は、災害時の薬や食事について普段からかかりつけの獣医師に相談しておくと安心です。

また、自宅避難を予定していても、自宅の安全が確保できない場合には避難が必要です。

避難場所やペットの受け入れ方法については、お住まいの自治体の最新情報を確認してください。

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