最近、ごろうの食欲が少し落ちてきていました。
特に気になっていたのが、朝ご飯です。
今までなら普通に食べていたのに、朝ご飯を出しても食べたがらない日が、ちょこちょこ出てきました。
朝の散歩から帰ってきた後のおやつにも、手をつけないことがあります。
「なんか変だな」
とは思っていました。
でも、不思議なのは食欲以外なんです。
散歩はいつも通り。それなのに食べたがらない
散歩へ行けば、ごろうはいつも通りです。
玄関を出た瞬間、スタートダッシュでもするように飛び出していきます。
歩き方もいつもと変わらない。
便も普通。
夜ご飯は少し残すことはあっても、それなりに食べています。
だから最初は、
「胃の調子でも悪いのかな?」
くらいに考えていました。
最近、散歩中に若いメスのわんちゃんと同じ道を通ることもあったので、
「もしかして、そっちが気になってご飯どころじゃないのかな?」
なんてことまで考えていました。
今思えば、かなりのんきですよね。
でも、本当にそれくらい、見た目には元気だったんです。
それでも、なんとなく嫌な感じがした
ただ、どうしても心のどこかに引っかかるものがありました。
何がどうおかしいとは、うまく説明できない。
でも、
「やっぱり、いつものごろうと少し違う気がする」
そんな感じです。
ちょうど前回の血液検査から半年以内の再検査を予定していた時期でもありました。
だったら予定を延ばさず、一度診てもらおう。
そう思って病院を予約しました。
当日は先生の問診を受けて、いつものように最近の様子を書いたメモも渡しました。
朝ご飯を食べないこと。
散歩後のおやつにも手をつけない日があること。
夜は少し食べること。
散歩や便は普段と変わらないこと。
そんな近況を伝えて、血液検査をしてもらいました。
血液検査の結果を見て「うそでしょ?」と思った
採血から30分ほどして結果を聞きました。
そこで分かったのが、腎臓に関わる数値の大きな異常でした。
今回の検査では、
BUN 96.1 mg/dL
(検査票の基準値 9.2~29.2)
クレアチニン 4.96 mg/dL
(基準値 0.4~1.4)
リン 5.7 mg/dL
(基準値 1.9~5.0)
という結果でした。
特にBUNとクレアチニンは、基準値を大きく超えています。
先生からも、かなり注意が必要な状態だという説明を受けました。
私は、
「うそでしょ?」
という感じでした。
あんなに元気に歩いていたのに。
ただ、ご飯を食べたがらなかっただけなのに。
体の中では、こんな変化が起きていたんだ。
正直、かなりショックでした。
そして同時に、
「検査しておいてよかった」
とも思いました。
もし、
「散歩もできているし、もう少し様子を見よう」
と考えていたら、受診を先延ばしにしていたかもしれません。
なお、今回の血液検査だけで病気の種類や腎臓の状態すべてが確定するわけではありません。
だから今は、治療を始めながら今後の数値の変化を確認していく段階です。

今は薬と腎臓をサポートする療法食から
今後はまず、先生の指示で薬を使いながら、腎臓をサポートする療法食に切り替えて様子を見ることになりました。
約1か月後に再検査をして、数値がどう変化するかを確認する予定です。
改善していれば、今の治療を続ける。
改善が見られなかったり、悪化したりした場合は、その時に次の方法を考えることになります。
もちろん、それまでに食べられない日が続いたり、吐いたり、元気やおしっこの様子に変化があったりした時には、1か月後の再検査を待たずに先生へ連絡するつもりです。
今はまだ、
「これからどうなるのか」
は分かりません。
ごろうは推定15歳。
頭では、
「いつまでも若い頃と同じではいられない」
と分かっています。
それでも、やっぱり元気でいてほしいんですよね。
シニア犬との暮らしは、心配が尽きない
まろの時にも感じましたが、シニア犬って、昨日まで普通だったのに急に体調が変わることがあります。
ひとつ心配事が落ち着いたと思ったら、今度は別のことが気になる。
正直、
「シニア犬との暮らしって、心が休まらないな」
と思うこともあります。
年齢を重ねれば、病気になる可能性も高くなる。
それは分かっています。
でも、飼い主の気持ちはそんなに簡単ではありません。
今回も検査結果を聞いた後、
「あのご飯が悪かったのかな」
「もっと早く気づけなかったかな」
「私のやり方で何か良くないことがあったのかな」
そんなことが頭の中をぐるぐるしました。
でも、考えても答えが出ないことをずっと考えている間にも、ごろうとの時間は過ぎていきます。
今は原因探しより、ごろうの生活を守る
私は獣医師ではありません。
検査結果を見ても、自分で治療方法を決めることはできません。
だから今は、先生の説明を聞いて、分からないことは質問して、任せるところは任せる。
そして私にできることをする。
薬をきちんと飲んでもらう。
療法食を試す。
食欲や水の飲み方、おしっこや便の様子を見る。
そして、いつものように散歩へ行く。
ごろうが、ごろうらしく毎日を過ごせるようにする。
今の私にできるのは、それなんだと思っています。
自分を責め続けるより、今起きていることにどう対応するかを考える。
その方が、ごろうのためになるはずです。
「食欲がないだけ」でも、いつもと違うなら気にしておく
今回、改めて感じました。
見た目には元気でも、体の中で何かが起きていることがあるんですね。
ごろうの場合、最初の変化は、
「朝ご飯を食べたがらない」
という、本当に小さなものでした。
もちろん、食欲にムラがあるからといって、必ず大きな病気が隠れているわけではありません。
でも、毎日その子と暮らしている飼い主が感じる、
「なんか、いつもと違う」
という感覚は、やっぱり軽く見ない方がいい。
虎鉄の時にも感じたことを、今回またごろうに教えられた気がします。
次の検査で、少しでも良くなっていますように
治療は始まったばかりです。
これから数値がどう変わるのかも、まだ分かりません。
でも、ごろうは今日も散歩へ行きます。
外へ出れば、いつものごろうです。
だから私も、必要以上に先のことまで考えすぎず、今日できることを一つずつやっていこうと思います。
1か月後の再検査で、
少しでも数値が良くなっていますように。
今はそれだけを願っています。
今日もごろうと一緒に。
できることを、一つずつ。
それでいいのかなと思っています。
この記事について
この記事は、推定15歳のごろうに食欲の変化が見られ、血液検査で腎臓に関わる数値の異常が分かった時の我が家の実体験をもとに書いています。
血液検査の数値だけで病気の種類や慢性腎臓病の段階などを判断することはできません。必要な検査や治療は、その子の状態によって異なります。
また、犬の食欲低下にはさまざまな原因があります。元気があるから大丈夫、食欲が少し落ちただけだから大丈夫とは限りません。
普段と違う状態が続く場合や、食べられない、嘔吐する、元気がない、飲水量や尿量が変わったなどの症状がある場合は、早めにかかりつけの獣医師へ相談してください。

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