犬の防災フード、どう備蓄する?|多頭飼いの我が家が「別管理」をやめた理由

シニア犬との暮らし

先日、犬たちの防災用品について記事を書きました。

ペットシーツや衛生用品、水、フードなど。

「もしもの時に困らないように、少しずつまとめておこう」

そう思って、実際に我が家にある備蓄品を確認していたのですが、そこで一つ気になったことがありました。

それが、

犬たちのフードの賞味期限です。

水は2031年まで保存可能、

「これはしばらく大丈夫そう。」

と思ったのですが、ドライフードを確認してみると……

残り半年くらいのものもあれば、1年くらいあるものもある。

「あれ? 防災用として別に保管するには、意外と短いぞ。」

前回の記事では、防災用のフードをまとめて期限を書き、交換しながら管理しようと考えていました。

でも実際にやってみると、

我が家には、もう少し簡単な方法の方が合っているかもしれない。

そう思い、フードの備蓄方法を見直すことにしました。


ネット購入だから、賞味期限を選べない

我が家は多頭飼いなので、フードの消費量もそれなりにあります。

そのため、普段はネットでまとめて購入し、自宅まで配送してもらっています。

とても便利なのですが、店頭で購入するのとは違い、

自分で賞味期限を確認して商品を選ぶことができません。

届いたフードを確認すると、賞味期限まで比較的余裕があるものもあれば、思ったより短いものもあります。

普段の食事として順番に使っていくなら、それほど困りません。

でも、

「これは防災用だから使わずに置いておこう」

と別にしてしまうと、いつの間にか期限が近づいている可能性があります。

そこで最初は、すべてに交換時期を書いて管理しようと思いました。

でも……


一つずつ期限を管理するのは、我が家には大変だった

ドライフードだけではなく、ウェットフードもあります。

種類も複数。

賞味期限もそれぞれ違います。

これを一つずつ、

「これは○月まで」

「こっちは来月交換」

と管理する。

1頭だけなら、この方法が分かりやすいご家庭もあると思います。

でも多頭飼いの我が家では、

ちょっと管理コストが高い😂

防災は一度準備して終わりではありません。

これから何年も続けていくことを考えると、面倒になってやめてしまう方法より、普段の生活の中で自然に続けられる方法の方がいい。

そこで考え直しました。


「防災用フード」を別にするのをやめました

もともと我が家では、フードを少し多めに購入しています。

古いものから普段の食事に使い、減ったら新しいものを補充する。

いわゆるローリングストックです。

だったら、

普段のフードと防災用フードをやっぱり分けなくてもいいんじゃない?

というのが、今回出した結論です。

我が家の頭数で必要になる量を考えながら、未開封のドライフードを複数ストックしておく。

ウェットフードも普段食べているものを少し多めに。

そして古いものから使って、新しいものを補充する。

一番最初に考えた方法です。やっぱりこちらのやり方が我が家には合っていました。

環境省では、ペット用のフードや水について少なくとも5日分、できれば7日分以上の備蓄を例として挙げています。

多頭飼いの我が家では、

「何袋あるか」ではなく、「犬たち全員が何日食べられるか」

で考える方が分かりやすそうです。


フードはクーラーボックスにまとめることに

ただし、普段の備蓄と同じにするだけでは、いざという時にあちこちから集めなければなりません。

そこで、使っていなかったクーラーボックスを利用することにしました。

ドライフードやウェットフードなど、すぐに持ち出したい分を一か所にまとめておく。

もし自宅から避難しなければならなくなったら、

「とりあえず、このクーラーボックスを持っていけば犬たちの食事はある。」

そんな状態にしておこうと思っています。

もちろん、クーラーボックスに入れればどこに置いてもいいわけではありません。

直射日光や高温多湿を避け、フードのパッケージに書かれた保存方法を確認しながら保管します。


日用品と水は、まろのペットカートへ

前回の記事でまとめたペットシーツや衛生用品、保存期限の長い水などは、安全性を考えて我が家の平屋部分に置くことにしました。

そして収納に使ったのが、

まろが使っていたペットカートです。

車輪があるので、重たい物を入れても移動させやすい。

わざわざ新しい防災用の収納を買わなくても、

「今はこれが使えるじゃない。」

と思いました。

キャンプ用のキャリーワゴンなどがあるご家庭なら、それを利用する方法もありそうです。

ただ、災害時にはシニア犬をカートに乗せる必要が出てくるかもしれません。

そのため、中身はすぐ取り出せるバッグなどにまとめ、必要なら犬を乗せられるようにしておこうと思っています。

そして一度、

犬たちのリードを持ちながら、カートやクーラーボックスを本当に動かせるのか。

これも試しておきたいところです。

雪道や段差、道路の状態によってはカートが使えないこともあるでしょう。

備えてあることと、実際に持ち出せることは別。

ここまで確認して、初めて「使える備え」になるのかもしれません。


防災は、その家に合う方法でいい

今回、実際に防災用品を整理してみて改めて思いました。

防災の方法に、一つだけの正解はないんですよね。

1頭なら、数日分のフードを防災バッグに入れて、交換日を書いて管理する方が簡単かもしれません。

我が家のような多頭飼いなら、普段のローリングストックと一緒にした方が続けやすいこともあります。

徒歩で避難するのか。

車を使えるのか。

自宅避難を想定するのか。

犬の頭数や年齢、住んでいる地域によっても必要な備えは変わります。

だから、

「この方法が正しい」ではなく、「我が家ならどうしたら一番困らない?

と考えることが大切なのだと思います。


一度決めても、合わなければ変えればいい

前回の記事を書いた時には、フードの期限を書いて個別に管理するつもりでした。

でも実際に確認して、

「これは我が家には続かなそう。」

と思ったから変えました。

それでいいんですよね。

犬たちも年齢を重ねます。

食べるものが変わることもあります。

家族の状況だって変わります。

だから防災用品も、時々見直して、

今の我が家に合っているかを確認する。

完璧な防災セットを一度作ることより、無理なく続けられる仕組みにしておく方が、我が家には合っているようです。

災害なんて、来ないに越したことはありません。

「結局、一度も使わなかったね。」

そう言えるのが一番です。

それでも、もしもの時に、

「やっておけばよかった。」

と後悔しないために。

家にあるものを利用しながら、できることを少しずつ。

これからも犬たちの年齢や我が家の暮らしに合わせて、備えを見直していこうと思っています。


あとがき

フードや水の賞味期限・保存方法は商品によって異なります。備蓄する際は、パッケージに記載された期限や保存方法を定期的に確認してください。

また、持病がある子や療法食、常用薬が必要な子は、災害時にどの程度備えておけばよいか、普段からかかりつけの獣医師に相談しておくと安心です。

関連記事:シニア犬の防災対策|我が家が見直したフード・水・薬と日用品の備え

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