虎鉄の介護が、このブログを書く理由になった|一人で抱えないために伝えたいこと

犬との日々・コラム

虎鉄を介護していた頃のことを、今でも時々思い出します。

当時の私は会社員で、仕事もそれなりに忙しく、虎鉄の介護をお願いできる人もいませんでした。

虎鉄の状態が悪くなってからは、朝、動物病院へ預けてそのまま仕事へ行き、仕事が終わったら夜に迎えに行く。

そんな生活を1か月以上続けていました。

仕事をしていても虎鉄のことが気になる。

夜に迎えに行けば、そこからまたお世話が始まる。

当時はただ必死で、一日一日をこなすことで精いっぱいでした。

今振り返ると、体だけではなく、気持ちもかなり疲れていたと思います。

でもその頃の私は、

「しんどい」

「誰かに助けてほしい」

なんて、なかなか人に言えませんでした。

【関連記事:あの時、ほかの選択肢を知っていたら|虎鉄の介護で学んだ「一人で抱えない準備」】

時間が経ってから思ったこと

虎鉄の介護が終わり、少し時間が経ってから。

ようやく冷静にあの頃を振り返れるようになりました。

その時に、ふと思ったんです。

「私みたいに、一人で介護を抱えている人って、ほかにもいるんじゃないかな」

と。

一人暮らしで犬や猫と暮らしている人もいます。

家族と暮らしていても、実際のお世話はほぼ一人が担っている家庭もあると思います。

元気な時は、それでも何とかなります。

でも、老いや病気がやってきた時、それまで普通にできていた生活が突然変わることがあります。

私自身、虎鉄が元気な頃から、

「介護が必要になったらどうしよう」

なんて深く考えていたわけではありませんでした。

だから実際に介護が始まった時、

こんなに大変なんだ。

と初めて知りました。

だから、このブログでは実体験を書きたい

それが、このブログで介護について書くようになった理由の一つです。

私の体験が、誰かの正解になるとは思っていません。

犬によって性格も違います。

病気も違います。

家庭の状況も違います。

でも、

「あの時こうしておけばよかった」

「こんな方法があると知っていたら」

「これは実際に助かった」

そんな経験を残しておけば、誰かが自分の犬とのこれからを考えるきっかけになるかもしれない。

そう思うようになりました。

だからこのブログでは、うまくいったことだけを書きたいとは思っていません。

迷ったこと。

困ったこと。

今でも答えが出ていないこと。

後になって気づいたこと。

そういうことも、できるだけそのまま書いていきたいと思っています。

きれいな成功談より、

「うちも同じことで困っている」

と思ってもらえる経験の方が、役に立つこともある気がするからです。

今できるのは、まず経験を残すこと

最近は、介護について書くだけではなく、

「いつか実際に誰かのお手伝いができないかな」

とも考えるようになりました。

例えば、犬を一時的に預かることかもしれません。

介護をしている人の負担を少し減らすお手伝いをすることかもしれません。

ただ話を聞くことかもしれません。

正直、まだ私にも分かりません。

今は会社員ですし、何かのサービスを始めているわけでもありません。

まだ本当に構想段階です。

でも、虎鉄を介護していた頃の自分を思い返すと、

「少しだけ手伝ってくれる人がいたら」

「大変だね、と話を聞いてくれる人がいたら」

それだけでも違ったのかもしれないと思うことがあります。

人って、本当にしんどい時ほど、

「しんどい」

と言えなかったりするんですよね。

私もそうでした。

だから、いつか何かの形で、

一人で抱えている人の力になれたら。

そんなことを、今は漠然と考えています。

このブログも、その第一歩

大きなことは、まだできません。

何ができるのかも、これから考えていきます。

でも、今の私にできることならあります。

虎鉄やまろ、そして今一緒に暮らしている犬たちから教えてもらったことを、このブログに残していくこと。

成功したことだけではなく、迷ったことも失敗したことも書くこと。

それを読んだ誰かが、

「こんなこともあるんだ」

「少し考えておこうかな」

と思ってくれたら、それで十分意味があると思っています。

虎鉄の介護は大変でした。

でも、あの経験があったから、このブログで伝えたいことが少しずつ見えてきました。

今すぐ大きなことはできなくても、まずは自分の経験を残すことから。

このブログが、同じように犬との暮らしや介護に悩んでいる誰かの、小さな支えになれたら。

それが、今の私がこのブログを書き続けている理由の一つです。

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