我が家は一軒家です。
居室部分は、もともと立派な無垢材のフローリングでした。
この家を購入した頃、まめはまだ3歳。
今ではすっかりシニア犬ですが、当時は若くてピチピチでした(笑)。
家を内見した時も、
「ここでまめと暮らしたら楽しそうだな」
と思ったのですが、その一方ですぐに気になったことがありました。
それが、床です。
きれいな無垢フローリング。
人間だけなら、そのまま使いたいくらい素敵でした。
でも犬と暮らすことを考えると、
「このままでは、ちょっと心配かも」
と思ったんです。
そこで引っ越す前に、居室部分へタイルカーペットを敷き詰めることにしました。
当時はまめ一頭。
まさかその後、まりが来て、父と一緒にまろとごろうまでやって来て、こんな犬天国になるとは思っていませんでしたけどね(笑)。
でも今振り返ると、
あの時、床を変えておいて良かった。
そう思っています。
無垢フローリングのままで気になった3つのこと
私が気になったのは、大きく3つでした。
ひとつ目は、犬の粗相です。
我が家の無垢フローリングは、仕上げやお手入れ方法のこともあり、水分をこぼした時の処理が気になっていました。
犬と長く暮らしていれば、
「絶対に粗相しません」
とは言い切れません。
むしろシニアになれば、若い頃にはなかった失敗が出てくることもあります。
だから、汚れた時にできるだけ対応しやすい床にしておきたいと思いました。
二つ目は、床の硬さ。
フローリングは掃除しやすい反面、クッション性はあまりありません。
そして三つ目が、滑りやすさでした。
犬が走ったり方向転換したりする時に、ツルッと滑る姿を見るのは少し心配です。
そこで考えた結果、
タイルカーペットを敷き詰めよう。
という結論になりました。
汚れたところだけ外して洗えるのが便利
タイルカーペットを選んだ一番の理由は、
汚れたところだけ外せること。
です。
小さな四角いカーペットを並べて敷いているので、もし粗相をしてしまっても、その部分だけ外して洗えます。
これが本当に便利。
大きな絨毯だと、
「ここだけ汚れたのに全部洗うの?」
となりますが、タイルカーペットなら一枚だけ外せばいい。
実際、まめの粗相にも何度助けられたか分かりません(笑)。
我が家で使っているものは裏面がラバーなので、水分もすぐ床まで抜けにくくなっています。
もちろん完全防水ではないので、気づいたら早めに外して処理しています。
我が家は接着せずに敷き詰めました
タイルカーペットは、ずれないように接着して施工する方法もあります。
でも我が家では、床へ接着せず、部屋いっぱいに敷き詰めてもらいました。
理由は、汚れた一枚だけを外して洗いたかったこと。
そしてもう一つ、
いつか必要がなくなった時には、元のフローリングへ戻せるようにしておきたかったからです。
犬たちと暮らしている間はタイルカーペット。
必要がなくなったら撤去して、元の床へ戻す。
そんな使い方を考えました。
今のところ犬天国が続いているので、フローリングが再び日の目を見る日はまだ先になりそうですが(笑)。
ただし、接着せずに敷く方法がすべての家に合うわけではありません。
床材との相性やずれやすさなどについては、施工前に業者さんへ相談して決めました。

気づけば4頭。今になってさらに良さを感じています
この家を買った頃は、まめはまだ3歳。
その後まりが来て、まろとごろうも一緒に暮らすようになり、
気づけば、
犬、犬、犬、犬。
完全な犬天国です(笑)。
若い頃は、タイルカーペットについて、
「粗相をしても片付けやすくて便利」
という実用面を一番感じていました。
でも犬たちが年齢を重ねてくると、違う良さも感じるようになりました。
特に今のごろうは14歳です。
フローリングのままより滑りにくく、歩いている姿を見ていても安心感があります。
まめも9歳を超えました。
若い頃に始めた床対策が、シニア犬との暮らしにもつながっているんだな、と今になって感じています。
当時の施工費は約35万円でした
我が家は約35坪の住宅です。
当時、居室部分へタイルカーペットを施工してもらい、費用はだいたい35万円ほどでした。
決して小さな金額ではありません。
購入したばかりの家ですから、
「こんなにきれいなフローリングを、いきなり隠すの?」
という気持ちも少しありました。
でも長年使ってきた今は、
やって良かったことのひとつ
だと思っています。
もちろん、この金額は我が家が施工した当時のものです。
広さや商品、施工方法などによって費用は変わるので、あくまで一例です。
家中を施工しなくてもいいと思う
とはいえ、
「家中にタイルカーペットなんて無理!」
という家庭も多いと思います。
すでに住んでいる家なら、全面施工はなかなか大変です。
そんな場合は、
犬がよく歩く場所だけカーペットを敷く。
廊下だけマットを敷く。
リビングの一部だけ滑りにくくする。
シールタイプや吸着タイプのタイルカーペットを使う。
そんな方法でもいいと思います。
特に、
寝床から水飲み場まで。
よく方向転換する場所。
立ち上がることが多い場所。
犬が毎日通るところだけでも、滑りにくくしてあげると安心です。
ただし、マットがずれたり、端がめくれたりすると、かえってつまずく原因になることもあります。
敷いた後も、犬たちがよく通るところを見ながら、ずれや浮きがあれば直すようにしています。
大切なのは、
「全部完璧にやらなきゃ」と考えず、今できる範囲で歩きやすい場所を増やすこと。
だと思っています。
シニアになった今、床を見る目も変わりました
犬たちが若い頃には普通にできていたことも、年齢とともに少しずつ変わります。
立ち上がる。
踏ん張る。
方向転換する。
歩く。
シニア犬と暮らしていると、
「同じ家なのに、年齢によって暮らしやすさは変わるんだな」
と感じます。
だからこそ、犬の変化に合わせて家の方も少しずつ変えていけばいい。
大がかりなリフォームをしなくても、
「ここ、ちょっと滑ってるね」
と気づいたところへ一枚マットを敷く。
それも十分な工夫だと思います。
3歳のまめのために選んだ床が、今も役立っています
家を購入した当時、私はただ、
「犬がいるなら、この床のままでは少し大変そう」
と思ってタイルカーペットを選びました。
それが何年も経って、まめが9歳を超え、ごろうが14歳になった今。
あの時の選択が、シニア犬たちとの暮らしにもつながっています。
まめの粗相にも耐えました。
4頭が暮らす毎日にも耐えました。
そして今は、年齢を重ねた犬たちが歩く床としても活躍しています。
犬との暮らしでは、すべてを最初から完璧に準備することなんてできません。
だから、
「うちもフローリングだから全部変えなきゃ」
ではなく、
まず今、愛犬が歩いている床を見てみる。
滑っていないかな。
立ち上がりにくそうではないかな。
そんなところからで十分だと思います。
犬たちが年を重ねても、できるだけ自分の足で安心して歩けるように。
我が家のタイルカーペットも、まだまだ犬天国を支えてもらおうと思っています(笑)。

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