まろが教えてくれたこと——ワクチンと向き合うということ
先日、まろがお空へ旅立ちました🌈
具合が悪くなってから、わずか半月ほど。本当にあっという間の出来事で、今もまだ気持ちの整理ができていません。いつも隣にいたまろがいない生活は、思っていた以上に静かで、そしてとても寂しいです。
まだ悲しみの中にいますが、今回まろのことを通じて知った「大切なこと」を、同じ思いをしてほしくないという気持ちで書き残したいと思います。
まろの病気のこと
まろは以前から癌を患っていました。治療を続けながら、できるだけ穏やかな日々を過ごしていました。
体調が急変したのは、約半月前のことです。食欲が落ち、少しずつ元気がなくなっていきました。かかりつけの病院だけでなく大学病院でも診てもらいましたが、はっきりとした原因を特定することはできませんでした。
大学病院の先生からは、「何らかの感染症の可能性がある」と言われました。もともと癌で体力や免疫力が落ちていたところに、何かしらの感染が重なってしまったのではないか、とのことでした。
そしてまろは、静かに旅立ちました。
あまりにも突然のお別れで、家族みんなが深い悲しみの中にいます。それでも、まろが最後に教えてくれたことは、これからも大切にしていきたいと思っています。
ワクチンのこと——後悔していること
まろのことを振り返ったとき、どうしても消えない後悔があります。それは、ワクチン接種についてです。
まろが最後にワクチンを受けたのは、亡くなる約3年前でした。「もう高齢だから」「副反応が心配だから」そんな思いがあり、接種の間隔が空いてしまっていました。
もしかしたら、きちんとワクチンを打っていれば何かが違っていたかもしれない——そう考えると、後悔の気持ちはどうしても消えません。
もっと正しい知識を持っていれば、もっと早く動けていたのではないか。今はそう思っています。
「3年に1回でいい」は一部の話
最近、「混合ワクチンは3年に1回でいい」という話を耳にすることがあります。
ただ、これはワクチンの中の一部の成分に限った話です。すべての病気に対する免疫が3年間持続するわけではなく、なかには1年も持たないものもあります。
「3年に1回で大丈夫」と自己判断してしまうのは、とてもリスクが高いことです。
大切なのは、その子の体にどれくらい免疫が残っているかを知ることです。その確認方法として「抗体検査」があります。血液検査で調べることができ、今の免疫状態を客観的に知ることができます。
抗体が十分にあれば接種を見送る判断もできますし、逆に足りていなければ早めの対策ができます。思い込みではなく、検査で確認することが安心につながると感じました。
生活スタイルに合ったワクチンを選ぶ
ワクチンにはいくつかの種類があり、5種や8種など内容が異なります。どれを選ぶかは、その子の生活スタイルによって変わります。
例えば、室内中心で生活している子の場合は、基本的なワクチンで十分なことが多いと言われています。一方で、ドッグランに行く機会が多かったり、川遊びやキャンプなど自然の中に行くことが多い子は、感染症のリスクが高くなるため、より多くの種類をカバーするワクチンが検討されることもあります。
ただし、種類が多ければいいというものでもありません。接種する内容が増えると、副反応のリスクも上がる可能性があります。
大切なのは「その子にとって本当に必要なワクチンは何か」を考えることです。これは自己判断ではなく、かかりつけの獣医師と相談しながら決めていくことが一番安心だと思います。
毎年の接種という選択
ワクチンについては様々な考え方がありますが、私は今、「毎年の接種」を一つの安心材料として考えています。
ワクチンの中には効果が1年未満のものもありますし、シニアになると免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなります。
また、年に一度のワクチン接種は、健康状態を確認する機会にもなります。小さな変化に気づける大切なタイミングになると感じています。
まろは、最後の接種から3年が経過していました。この事実は、今でも強い後悔として残っています。
まろが教えてくれたこと
まろが旅立って、まだ心の整理はできていません。
それでも、まろが最後に教えてくれたこと——それは「予防の大切さ」だったと思っています。
もし今、ワクチンの間隔が空いている方がいたら、ぜひ一度かかりつけの先生に相談してみてください。抗体検査を受けて、今の状態を知ることから始めてみてほしいと思います。
難しく考える必要はありません。「ワクチンのことを相談したい」と一言伝えるだけで大丈夫です。
その一歩が、大切な命を守ることにつながるかもしれません。
まろ、ありがとう。あなたが教えてくれたことは、これからもずっと忘れません。


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