秋になって、朝晩はだいぶ涼しくなってきました。
あれだけ暑かった夏が嘘のようで、我が家の犬たちにも少しずつ「食欲の秋」がやってきたようです。
ご飯の時間になるとソワソワ。
「今日のご飯は何ですか?」
そんな顔で待っている姿を見ると、やっぱり嬉しいものですね。
でも、少し前まで我が家では、ごろうの食欲についてちょっと気になることがありました。
14歳のシニア犬・ごろう。
夏の暑さが厳しかった頃から、いつものご飯を残すことが増えていたんです。
以前の記事でも、そのときのごろうの様子について書きました。
関連記事:シニア犬の食欲が落ちたら|「夏バテ?」と迷ったごろうの“いつもと違う”
元気がないわけでもない。
まったく食べないわけでもない。
でも、以前のように「ご飯だ!」という感じではなく、途中で「もういいです」と残してしまう。
シニア犬と暮らしていると、こういうちょっとした変化が気になるんですよね。
そこで、ご飯の量を調整してみたり、いろいろなトッピングを試したり。
そんな試行錯誤を続けているうちに、今のごろうにはどうやら**「味を変えること」**が合っているらしいと気づきました。
そのきっかけになったのが、以前から我が家で使っていたデビフの缶詰でした。
もともと好きだったレバー系も残すようになった
デビフの缶詰そのものは、以前から我が家で使っていました。
特にレバー系。
いつものご飯に少しトッピングすると喜んで食べてくれるので、長いことお世話になっていました。
ところが。
ある日から、それも残すようになってきました。
「えっ、これもダメなの?」
飼い主としては困ります。
最初は食欲そのものが落ちているのかなと思ったのですが、別のものを出すと食べることもある。
どうやら単純に「食べたくない」だけではなさそうです。
そこで私が思ったのが、
もしかして、同じ味に飽きた?
ということでした。
もちろん、本当のところをごろうに聞くことはできません。
ただ、ごろうを見ていると、同じ味が続いたときに食べる勢いが落ちることがあるように、私は感じています。
それなら、ちょっと味を変えてみよう。
そう考えました。
ふりかけやパウチなど、いろいろ試してみた
そこで、いつものレバー系はいったんお休み。
ふりかけを使ってみたり、いろいろなメーカーのパウチを買ってみたり。
「これはどう?」
「じゃあ、こっちは?」
ごろうの反応を見ながら、いろいろ試してみました。
もちろん食べてくれるものもあります。
でも、
「おお!これはすごい!」
と思うほどの反応ではありませんでした。
そこでふと思ったんです。
デビフそのものが嫌になったのではなくて、いつも食べていたレバー系の味に飽きただけなんじゃない?
それなら、同じデビフでも今まで食べたことのない味を試してみよう。
そう思って売り場を改めて見てみると……
あるある。
牛肉系、ささみ系、スープ煮、まぐろなど、本当にいろいろな種類があります。
今までレバー系ばかり買っていたので、こんなに種類があることをあまり意識していませんでした。
そこで何種類か購入して、ごろうのご飯にトッピングしてみることにしました。
あらま、全然食いつきが違う
最初に新しい味をトッピングした日のこと。
いつものご飯に少し混ぜて、ごろうの前へ。
すると……
あらま。全然食いつきが違う。
さっきまでの「ご飯?まあ食べてもいいけど……」みたいな態度はどこへやら。
しっかり食べています。
「食欲がなかったんじゃないの?」
と思わず笑ってしまいました。
もちろん、その日の体調や気温なども関係していたのかもしれません。
それでも、その後も味を変えながらあげてみると、今のところかなりいい感じです。
我が家では何種類かを用意して、同じものばかりが続かないようにローテーションしています。
昨日が牛肉系なら、今日はささみ系。
次は魚系。
そんな感じです。
ごろうには「種類が多くて味を変えられる」のが良かった
今回改めてデビフの缶詰を使ってみて、一番助かっているのは、
「これなら絶対食べる!」という一種類を見つけたことではありません。
種類が多く、その日の様子を見ながら味を変えられること。
そこが、今のごろうには合っているようです。
「昨日は喜んで食べたのに、今日は反応がいまひとつ」
なんてこともあります。
だから、一種類だけに頼るのではなく、いくつか選択肢を持っておけるのはとても助かります。
「今日はこっちにしてみようか」
そんなふうにローテーションできるのも、飼い主としてはありがたいところ。
今のところ、ごろうにはこの方法がかなり好評です。
原材料表示を確認しながら、ごろうに与えやすそうなものを選べることも、私にとっては安心材料のひとつになっています。
缶詰を選ぶときは表示も確認しています
ひとつ気をつけているのが、パッケージの表示です。
同じメーカーの缶詰でも、商品によって「総合栄養食」と「栄養補完食」など役割が異なります。
主食として使えるものなのか、いつものご飯に少量を加えるものなのか。
我が家ではパッケージを確認してから使うようにしています。
また、おいしそうに食べてくれるからといって、トッピングだけをどんどん増やすのも違うかなと思っています。
トッピングの量を増やすときには、全体の食事量や体重、便の様子なども見ながら調整しています。
特にシニアになると、体調や必要な食事内容には個体差もあります。
持病がある子や食事制限をしている子の場合は、トッピングについても獣医さんに相談した方が安心だと思います。
「デビフなら食べる」という話ではありません
今回の記事で一番伝えておきたいのはここです。
デビフをあげれば、どんなシニア犬でも食欲が戻るという話ではありません。
あくまで、
「今のごろうには、いろいろな味をローテーションする方法が合っていた」
という我が家のお話です。
犬にもそれぞれ好みがあります。
お肉が好きな子もいれば、魚が好きな子もいる。
ウェットフードが好きな子もいれば、カリカリの方が好きな子もいます。
そして何より、食欲が落ちている原因が体調不良ということもあります。
食べない状態が続く、体重が減ってきた、元気がない、水を飲む量や排泄がいつもと違うなど、気になる変化がある場合は、「シニアだから」「飽きただけかな」と決めつけず、獣医さんに相談することも大切だと思っています。
この記事も、
「食べないならこれをあげて!」
ではなく、
「こんな工夫もあるよ」
くらいの気持ちで読んでもらえたら嬉しいです。
シニア犬だからこそ「おいしく食べる」を大切にしたい
14歳になったごろう。
若い頃と比べれば、これから食欲に波が出ることもあるかもしれません。
昨日食べたものを今日は食べない。
今まで好きだったものを突然残す。
そんなこともあるでしょう。
でも、食べなくなったら、
「じゃあ今日は何が食べたい?」
くらいの気持ちで、また別の方法を考えていけたらいいなと思っています。
もちろん健康や栄養のことは大切です。
でも、シニア犬との暮らしでは、それと同じくらい**「おいしい!」と思って食べてくれること**も大切にしたいと思うようになりました。
食べることは、生きるために欠かせないこと。
そして犬にとって、ご飯は毎日の大きな楽しみのひとつでもあります。
ご飯を出したときに、
「おっ、今日はこれか!」
と嬉しそうに食べてくれる。
その姿を見られることは、飼い主にとっても嬉しいものです。
今のところ、ごろうには味を変えながらのローテーションが大好評。
でも、この先また、
「もうそれ飽きました」
と言われる日が来るかもしれません(笑)
そのときは、そのとき。
またごろうと相談しながら、次の「おいしい」を探そうと思います。
シニアになったからこそ、なるべくおいしく。
なるべく楽しく。
そして、できるだけしっかり食べてもらう。
これからも我が家なりに工夫しながら、ごろうの「食べる楽しみ」を支えていきたいと思っています。

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