シニア犬と暮らしていると、
「最近、よく寝るようになったなぁ」
と感じることはありませんか?
我が家の犬たちも、若い頃に比べると寝ている時間がずいぶん長くなりました。
ふと、
「この子たち、一日にどのくらい寝ているんだろう?」
と思って考えてみると、体感では一日の大半を眠って過ごしているように思います。
数えてみると、だいたい16〜17時間くらいでしょうか。
14歳のごろうも、今はそのくらい寝ているように感じます。
シニア犬は若い犬より休んでいる時間が長くなることがありますが、睡眠時間には個体差があります。
だから私は、「何時間寝たか」という数字だけではなく、
その子が普段どのくらい眠っているのか。
それを知っておくことの方が大切なのかなと思っています。
シニア犬は、どうしてよく眠るの?
最初は単純に、
「年を取ると動くのがおっくうになるから?」
なんて思っていました。
もちろん活動量が変わることもあるのでしょうが、年齢を重ねれば若い頃と同じようにはいかず、休んでいる時間も増えていきます。
なんだか人間と同じですね。
私自身も若い頃なら少しくらい無理をしても平気だったのに、今では疲れを取るのに時間がかかるなぁ……と思うことがあります(笑)。
犬たちも同じなのかな。
そう考えるようになってからは、シニア犬が眠っている時間を、
「何もしていない時間」ではなく、「ゆっくり体を休めている時間」
として大切にしてあげたいと思うようになりました。
長く寝るけれど、眠りは浅くなったように感じます
一方で、我が家の犬たちを見ていると、若い頃より眠りが浅くなったようにも感じます。
ちょっと物音を立てると、
パッ。
私が立ち上がると、
パッ。
みんなすぐに目を開けます(笑)。
我が家の子たちは今のところ耳が遠くなっていないので、ちょっとした音にもよく反応します。
長い時間横になっていても、ずっと熟睡しているわけではなさそうです。
そんな様子を見ていると、
「こうやって何度も目を覚ますから、長く休んでいる必要があるのかな?」
なんて思ったりもします。
これはあくまで、我が家の犬たちを見ていて私が感じていることです。
理由はともかく、気持ちよさそうに寝ているなら、今はゆっくり寝かせてあげよう。
最近はそんなふうに考えています。
眠っている時は、なるべく邪魔をしない
我が家でしていることは、特別なことではありません。
犬たちが気持ちよさそうに寝ていたら、なるべく大きな音を立てない。
急に近づいたり、わざわざ起こしたりしない。
そして、安心して休める場所を用意しておく。
シニアになると、寝床までの移動そのものが負担になる子もいるでしょうから、その子が無理なく行けて、楽な姿勢で休める場所を考えてあげることも大切だと思います。
我が家の場合は、それぞれお気に入りの場所があります。
そして午後になると、みんなが集まってくる場所があります。
私の足元で眠る、午後の時間
私は午後からリモートワークをすることが多いのですが、その時間になると犬たちも仕事部屋へやってきます。
そして、それぞれ好きな場所でゴロン。
私はパソコンに向かって仕事。
犬たちは私の足元でお昼寝。
特別なことは何も起きていません。
でも私は、この時間がとても好きです。
部屋の中が静かで、犬たちの寝息だけが聞こえてくる。
時々仕事の手を止めて足元を見ると、
「みんな寝てるなぁ」
それだけなのに、部屋の中に流れている空気がとても穏やかで優しく感じます。
シニア犬との暮らしって、こういう時間もいいものだな。
最近はよくそう思います。
寝言を言っている時は、ちょっと嬉しい
そんな犬たちも、時々かなり深く眠っているように見えることがあります。
前足をピクピク。
まるで走っているみたいに動かしたり、
「ふがふが……」
と寝言のような声を出したり。
そんな姿を見るたび、
「何の夢を見てるのかな?」
と思います。
お散歩している夢かな。
おいしいものを食べている夢かな。
まめなら、なんだか楽しい夢を見ていそうです(笑)。
そして、まりが寝言を言いながら眠っている時は、私は少し違う気持ちになります。
まりは元野犬です。
人を怖がり、いろいろなことを警戒していたまりが、今は家の中で体を横たえて眠っている。
時には夢でも見ているのか、寝言まで言っている。
そんなまりを見ると、
「安心して眠れるって、いいね。まり、よかったね」
と、しみじみ思います。
「いつもの眠り」を知っておくことも大切
シニア犬はよく眠るようになることがあります。
だからといって、睡眠の変化をすべて「年だから」で済ませないようにもしています。
急に寝ている時間が増えた。
反対に夜なかなか眠れなくなった。
昼夜が逆転したようになった。
夜中に落ち着かず歩き回るようになった。
そんな**「いつもと違う」**が続く時は、体調や痛み、認知機能の変化などが隠れていることもあります。
また、呼びかけへの反応が鈍い、食欲や飲水量・排泄・歩き方にも変化がある、呼吸が苦しそうなどの様子があれば、「眠りの変化だけ」と決めつけず、早めに獣医師へ相談します。
だからこそ普段から、
「うちの子は、いつもどんなふうに寝ているかな?」
と何となく知っておくことも、シニア犬の体調を見守る一つの手がかりになるのだと思います。
いつまでも、安心して眠れる場所でありたい
若い頃より、眠っている時間が増えた犬たち。
昔のように一日中元気いっぱいに動き回る姿を見る時間は、少しずつ減っていくのかもしれません。
でも、眠っている姿を見られることも、私は幸せだと思っています。
私の足元で安心して眠っている。
時々寝言を言って、夢の中では元気に走り回っている。
そんな時間もまた、シニア犬との暮らしの大切な一部です。
私が犬たちにしてあげられることは、それほど特別なことではありません。
でも、
「ここなら安心して眠れる」
そう思える場所と暮らしだけは、これからもずっと用意してあげたい。
今日も仕事をしながら足元を見ると、みんな気持ちよさそうに眠っています。
起こさないように、そっと仕事を続けます。
さて今日は、どんな夢を見ているのかな。
この記事について
犬の睡眠時間や睡眠の変化には、年齢・犬種・体調・生活環境などによって個体差があります。この記事は我が家のシニア犬たちとの暮らしをもとに書いたものです。急な睡眠時間の変化や夜間の徘徊、落ち着かなさなど、いつもと違う様子が気になる場合は獣医師へご相談ください。


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