「食べる」ことがこんなにも命に直結するとは
人間なら、食事が取れなくなっても点滴で栄養を補給することができます。でも動物は違います。
獣医師の先生から教えていただいたのですが、犬や猫にとって「口から食べること」は生命維持の絶対条件なのだそうです。
点滴ができないわけではありません。でも動物への点滴は、脱水を防ぐためのもの。栄養を届けることはできないんです。
だから、口から食べられなくなることは、そのまま命の終わりに近づくことを意味します。
今日も、シリンジで
今まろにやっているのは、介護流動食の強制給餌です。
シリンジ(注射器の針のないもの)に流動食を入れて、少しずつ口の端から流し込みます。
でも、なかなか飲み込まない。
体が受け付けないのか、苦しいのか、ただ嫌なのか。まろの気持ちはわかりません。
「飲み込んで、まろ」と声をかけながら、毎回、祈るような気持ちでいます。
今は「食べられるもの」を探す日々
市販されているいろいろな介護食を片っ端から試しています。
ペースト状のもの、液体に近いもの、においが強いもの、あっさりしたもの。
「これは食べた」「今日はちょっとだけ飲んだ」という小さな発見が、今の私の希望です。
病気で体力が落ちてきてから食べさせる事がこんなに難しいとは、正直、思っていませんでした。勉強してきたようにはいきませんね。
先生と一緒に、今日を生きる
今の私たちにできることは、獣医師の先生と相談しながら、一日一日を丁寧に過ごすことだけです。
「今日も食べてくれた」「今日は少し元気があった」
その積み重ねが、まろの命をつないでいると信じて。
完治を目指しているわけではないかもしれない。でも、まろの命の火が消えないように、できることを続けていきます。
読んでくれた方の中に、同じように愛犬や愛猫の介護をしている方がいたら、一緒に乗り越えましょう。あなたも、十分すぎるほど頑張っています。


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